01入社を決めた理由
九州から世界に発信できるモノづくり企業だったことが決め手
学生時代に知的財産権について学び、一つひとつのモノに込められた想いやアイデアの深さを知り、メーカーに興味をもちました。モノづくりを通して、生まれ育った九州から世界に製品や技術を発信し、雇用や納税などによって地域に貢献できると考えたことがトヨタ自動車九州に入社を決めた理由です。
また、年3回の長期連休や年休取得率の高さ、始終業時間が選べるフレックス勤務などの制度が整っており、仕事とプライベートを両立できる企業であることも魅力でした。
02現在の仕事内容
社員の更なる活躍を引き出すための公平・公正な人事制度を企画
入社から約5年間は人事の中でも、社員の勤務ルールをつくったり、労働組合と労働条件を交渉したりする労務管理の仕事を担当していました。その後、現在も行っている人事管理を任されるように。より良い人事制度を企画し、それを運用することで、トヨタ自動車九州で働く人の力を最大化させることが私たちの役割です。
具体的には、各社員がどのポジションでどんな仕事を担うか、仕事のプロセスや結果をどう評価するか、そしてその評価を賃金や賞与にどう反映させるかの基準を考えています。経営層、従業員それぞれと密に意見交換しながら、公平・公正な基準を定めることが大切です。また、人事制度が現場で正しく理解され、使われているかを確認し、改善することも私たちの仕事となります。
03仕事でのエピソード
人事制度の見直しで、独自の「挑戦」というワードを設定
8年ぶりとなる人事制度の見直しを行ったことは、印象深い経験になりました。バックグラウンドが異なる多様なプロジェクトメンバーの考えをまとめ、トヨタ自動車九州がどんな会社であるべきか、どのような社員を評価するのかを明文化するのは大変な作業でした。今回の見直しで評価項目の中に「挑戦」という、トヨタ自動車九州独自の評価項目を設定。創業当初のチャレンジスピリットを忘れることなく、九州から世界に通用するモノづくりを行う企業であり続けるための大切なキーワードです。まだ新しい制度に切り替わって間もないので、その成果が見えてくるのは少し先のことになりますが、つくりあげた制度が社員へのメッセージとなり、会社全体が積極的に挑戦する活気のある雰囲気になることを楽しみにしています。
04トヨタ自動車九州の雰囲気
みんなで活発に意見を出し合い、決まったことには全力投球
答えが出るまでみんなで議論し、決まったことに一丸となって取り組む一体感があります。人事制度の見直しプロジェクトに携わり、部署や役職、年齢の垣根を越えた多くの人と関わったことで、その魅力を再認識することができました。
決められた方針に従ってそれぞれの持ち場、立場で全力を尽くすトヨタ自動車九州の社風は、クルマづくりに欠かせないマインドです。また、共通理解として「TBP(トヨタ・ビジネス・プラクティス)」という、仕事の進め方を学ぶ研修の場が豊富に用意されているという点もポイント。クルマづくりは決して一人ではできないので、これらの強みが、いいクルマづくりに活かされていることは間違いありません。
05これから挑戦したいこと
さまざまな部署で経験を積み、経営をサポートできる人財へ
人財開発で「ヒト」の領域を学んでいるので、いずれは「モノ」「カネ」といった側面からクルマづくりに関われる部署を経験し、将来的には多方面から会社のことを理解した上で、経営をサポートしていけるような存在になりたいと考えています。
また、最近子供が生まれたので、仕事と家庭の両立を図ることも新たな目標です。フレックス勤務や在宅勤務の制度を使って子供との時間をとるようにしています。仕事を標準化することで、自分が休んだ時に代わりの人がサポートしやすい仕組みが整っていたり、男性の育児休暇取得者が年々増えていたりと、仕事と子育てを両立させやすい制度や職場の雰囲気があるというのは心強いですね。
- 8:30
- 出社・スケジュール確認
- 9:00
- チームミーティング
- 9:30
- 人事制度の情報収集と企画立案
- 12:00
- 昼食休憩
- 13:00
- メールチェック
- 13:30
- 人事制度見直しのプロジェクトメンバーと意見交換
- 14:30
- 企画書作成
- 16:00
- 上司とミーティング
- 17:00
- 業務整理
- 17:30
- 退社
人事制度は、いくつかの種類に分かれています。高年齢者、技能職の社員に関する分野の主担当を務めており、評価・賃金などの人事制度の見直しやその運用について主体的に取り組んでいます。