事業フィールド

BUSINESS FIELD

事務職

危険物の申請や
機密情報の管理などで
クルマづくりを後方支援

藤岡 晶
総務部 総務室 総務G
2019年入社

01入社を決めた理由

生産したクルマの大半を海外に輸出していることに興味をもつ

「生まれ育った福岡で働きたい」という希望を軸に、業種を絞らず多様な説明会に参加した中で出合った企業の一つがトヨタ自動車九州でした。生産したクルマの9割を海外に輸出しているという話を聞いた時、以前、アジアを旅行中に「中古車でも日本車は安心できる」と現地の人が言っていた日本車への信頼を思い出しました。自動車大国であるアメリカやドイツのメーカーと肩を並べて、「九州から世界へ」という合言葉で取り組んでいることに魅力を感じました。

02現在の仕事内容

宮田工場内のすべての設備に関する、地域管轄の消防機関への申請を一手に担う

主に「消防法・危険物対応」「機密管理」関連業務を担当しています。クルマづくりを行う上で危険物を使用することは避けられず、消防機関への申請を行わねばなりません。また工場内では日々、現場の改善が行われているため、何か変更があるたびに申請をする必要があります。消防機関への申請については、私が宮田工場全体の消防窓口を担当しているので、毎週、消防機関へと足を運んでいます。また申請前後には工場での現地確認も必要なので、製造現場へ行く機会も多いです。総務と聞くとデスクワークのイメージが強いかもしれませんが、私は総務の中でもクルマづくりの現場に近い仕事といえます。
また、機密管理業務については、例えば新車開発中の工場内への入場を制限する仕組みを整備するなど、情報を仕分けして、流出防止などの必要な措置を図る仕事です。

03仕事でのエピソード

書類の不備を減らすための仕組みづくりに自発的にチャレンジ

打ち合わせ風景

入社2年目から消防法に関する業務を任されましたが、最初は危険物に関する知識がなく、どの申請書を提出すればいいのか、どんな資料を添付すればいいのか、分からない状態でした。技術員の皆さんも危険物に関する専門家ではないので、申請書類に不備が目立ち、その添削、修正に多くの時間をとられていました。そこで、申請が初めての人でも、どこにどんな項目を入力すればいいのかが分かりやすい書類作成の仕組みを考えることにしました。その結果、申請の流れがスムーズになり、私と現場の皆さん双方の申請に関する業務負担軽減を実現。「こんな仕組みが欲しかった」「提出すべき資料が分かりやすくなった」といった声を多く聞けたことが嬉しく、やりがいを感じました。

04トヨタ自動車九州の雰囲気

挑戦を後押ししてくれる温かさと、モノづくりへの情熱が魅力

私がまだ経験の浅い入社2年目で、書類申請の仕組み自体から見直そうと考えるようになったのは、挑戦を後押ししてくれる職場の雰囲気のおかげです。「何でも聞いていい。新人が間違えるのは当たり前だから」と上司から声をかけてもらえたことで、「失敗してもいいからやってみよう」と、前向きに業務に向き合うことができました。
また、設備の改善に伴い、毎週のように消防機関に危険物の申請に行くと「こんなに改善を頻繁に行う企業は珍しい」と驚かれます。現場の皆さんと接していると、「より良い環境で、より良いクルマづくりを」という熱意をひしひしと感じます。その情熱が、度重なる設備の改善、そして申請の多さへとつながっているのでしょうね。

インタビュー風景

05これから挑戦したいこと

あらゆる部署、工場を知っている経験を広報業務で活かしてみたい

総務グループの仕事は多岐にわたり、担当業務が変わればがらりと仕事内容が変化します。今担当している仕事は自分で責任をもって遂行できるようになってきたので、新たな業務に取り組んで、やれる仕事の範囲を一つひとつ広げていきたいです。
また、総務グループは業務上、あらゆる部署の人と接する機会があります。さらに、消防法を担当する私の場合、すべての工場に足を運ぶ機会が多いという社内でも希少な存在です。その経験を活かして、いずれは広報や企業PRといった、トヨタ自動車九州の魅力を広く外部へと伝える仕事にもチャレンジしてみたいと思っています。

一日のスケジュール
8:30
出社・スケジュール確認
9:00
メールチェック
10:00
工場の現地確認
12:00
昼食休憩
13:00
打ち合わせ
14:00
資料確認
16:30
グループミーティング
18:00
退社
私の担当はここ!

「消防法・危険物対応」「機密管理」を主に担当しています。どの部署にも属さない業務は総務が受け持つことが多いので、他にもいろんな仕事を通して、縁の下の力持ちとして会社を支えています。

Message学生へのメッセージ

  • 自分の学生時代を振り返ると、海外旅行に行ったり、スキューバダイビングをしたり、富士山に登ったりと、やってみたいと思うことには何でもチャレンジしていました。「とりあえずやってみる」が私のモットー。その経験は決して無駄になっていないし、フットワーク軽く行動するエネルギーは就職活動でも、今の仕事でも役立っています。勉強でも趣味でもアルバイトでも、何でもいいので、迷ったら立ち止まらずにやってみる、それから考えるくらいのスタンスで取り組んでほしいですね。